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さてトロちゃんの話の続きです

えっとストルバイトに限らず、猫の尿の中には
時間が経てば結晶となる成分がございます。
ですから新鮮なおしっこが検査には必要なわけです。

それでトロちゃんにはですね
選択肢が一応4つありました。
まず一つは療法食です。
石を溶かす状況をこれで作るわけです。
んで二つ目は酸化剤を投与して石を溶かす。
三つ目は圧迫排出法。これはある程度
(トロちゃんの場合は今の半分ぐらい)石を療法食で小さくして
水分をたくさん採らせて猫を後ろ足で立たせて膀胱を圧迫し、
尿で石を押し流す(たぶん男の子には無理かも)。
四つ目は手術で取る。

で、いろいろ私の頭の中で考え、今ちょっとパパが
体調不良なのと、私が線維筋痛症なので
短期決戦ならなんとかなると申し上げました。
まぁつまり手術ですね。でも先生も賛成してくださいました。
「ひっでぇー」と思われる方もいらっしゃるかとは
思いますが、(避妊手術もいれると3回目の切腹ですから)
一度でもにゃんこやわんこを隔離して
別に食事などの面倒をみられた方はご理解いただけるかと
思いますが、意外と別々のご飯というのは大変なのです。
私が会社に行ってしまう、朝は最高に調子が悪い、
それに今の時期は去年は涙がちょちょぎれるほど
痛かった、私の体調は予想できない
(まぁつまり私がずいぶんと足を引っ張っているわけなんですが)
パパも仕事がある、家事もしなくちゃならない、
などなどを鑑みて他の子への影響も考えると
どう考えてもパパへの負担が大きくなるわけです。
石もでっかいし。
逆にでっかいから外科的処置が有効と考えられるわけなのです。

酸化剤はどちらかというと予防的なものであって
しかも療法食と一緒には使わないで欲しいというのが
メーカー側の意見だそうです。

で、先生のご意見はと言いますと「かつおぶし以外食事に
問題があるとは思えないので、まずかつおぶしをやめてください。」
とのこと。
速攻でやめました。
かつおぶしがいけないわけじゃないんですよ。
ただうちは多用しすぎただけで。
しかしドクターズサポートはふりかけがないと
食べられない子が多いのでふりかけを家で作った
ささみジャーキーを粉砕したものと、アニマルワンの
マザーが一袋残っていたので粉砕してふりかけに。
先生もそれで問題ないでしょうということで
手術が決定。
家庭での状況が改善されなければ手術してもまた繰返す為
そこらへんは意外と大事なのです。

で、まぁ手術は11/27に決めたので、それまでは療法食を
食べさせることにいたしました。
HCCとしてそれはいかがなものかと言われれば
まぁそうなんですけど、西洋薬の延長として考えて
ばばっと使ってその後はやめるつもりでおります。
(状況次第ではしばらく続けるかも)
私自身、ホリスティックなものにだけしがみつく考えは
以前にも書きましたが、毛頭ございませんし。
問題は術後、いかにして水を大量に飲ませるかですが
「ねこの気持ち」にも書いてありましたが
室温をあげるとかー、運動させるとかー、水のみを
増やすとかー考えております。
水を飲む量が増えるとかいう水のみボールも注文しました。
んで術前はウォルサムのスターターを食べさせます。
食べない子が多いそうですが、今朝ドクターズサポートと
混ぜて隔離して食べさせたら療法食だけを選んで
ぼりぼり食べてました。
そんなに旨くないのか?ドクターズサポート(苦笑)。
投薬は痛みはないようなので充血している膀胱を
落ち着かせるために炎症止めのみです。
で、当人はすっげー元気で一体誰が病気なのか
わからないぐらいです。
(それで誰だか特定できなくて連れて行くのが遅れました)
というご報告です。
失敗談ですがこれも含めて参考にしていただけたらと
思います。
by charumama | 2007-11-14 22:48 | 我が家のにゃんず

自宅トリマーな夫と猫5犬1と暮らしている線維筋痛症のおばさんのぐだぐだなブログ


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